toropicocktail株式会社

米本 仁巳プロフィール

生い立ち

1954年(昭和29年)和歌山県生まれ。
1975年に国際農業者交流協会の派米農業研修生として2年間渡米後、1979年にカリフォルニア州立ポリテクニック大学パモナ校へ 留学し、同大学の農学部果樹産業科を卒業。
1981年帰国後、1982年に和歌山県農業大学校、1986年に同県果樹園芸試験場などを経て和歌山県を退職。
2002年に国立果樹研究所カンキツ研究部(口之津)勤務、2002年(平成14年)「チェリモヤとシロサポテのハウス栽培に おける開花・結実と果実保蔵の基礎的研究」で学位取得(近畿大学、農第61号)。
2004年に独立行政法人国際農林水産業研究センター沖縄支所 熱帯果樹研究室長(沖縄県石垣市)となる。
2006年(平成18年)「温帯における熱帯果樹の導入及び栽培に関する研究」で日本熱帯農業学会研究奨励賞を受賞。また、 2006年からは国際農林水産業研究センター 熱帯・島嶼研究拠点生産環境分野長・熱帯果樹低樹高プロジェクトチーム長として、 ベトナムとタイで、ドリアン、マンゴスチンの低樹高整枝栽培技術の開発に参加。
2009年から6年間、北海道の神内南方系果樹研究所長として、様々な熱帯フルーツの栽培実証研究を行う。
当時、神内ファームのマンゴーハウスの設計・建設にホッコウが携わっていたことから、ホッコウに南国フルーツのハウス栽培に おけるハウスの設計指導を教授した。
その後、アド・ワン・ファームとJFEとの合弁会社の(株)Jファームの苫小牧南国フルーツ栽培エリアの栽培指導にも携わった。
近年は、北海道においてバニラの栽培のコンサルを行いつつ、指宿市でもバニラの栽培試験と育苗を行っている。
現在は、日本熱帯果樹協会の代表理事として熱帯果樹栽培を楽しむ活動の輪を広げる一方で、営利栽培における熱帯果樹栽培 コンサルタント業務も行っている。自らも、開聞山麓の40アールのアボカド露地栽培と鉄鋼ハウスでのアボカド、パッション フルーツ等の栽培も行っている。

主な出版物

2007/03/05
  アボカド 露地でつくれる熱帯果樹の栽培と利用(新特産シリーズ)(農文協)
2008/01/25
  マンゴー 完熟果栽培の実際(新特産シリーズ)(農文協)
2009/03/10
  熱帯果樹の栽培 完熟果をつくる・楽しむ28種(農文協)
2014/01/17
  庭先でつくるトロピカルフルーツ 小さく育てておいしい34種(農文協)
2014/07/17
  ずかん フルーツ 見ながら学習調べてなっとく(技術評論社)
2014/08/20
  最新農業技術 果樹 Vol. 7 (シロサポテ、チェリモヤ、マカデミア、マンゴー、ペカン)(農文協)
2014/07/20
  最新農業技術 果樹 Vol. 9 (アボカド)(農文協)
2016/07/30
  パッションフルーツ プロから家庭栽培まで(新特産シリーズ)(農文協)

米本の最近時の南国植物の研究・サポート事例について

現在は、熊本県葦北地域と津奈木町、宮崎県都城市のアボカド産地化事業の栽培技術コンサルタントを行っている。
鹿児島県、宮崎県、長崎県、静岡県で単発的にマンゴー、アボカド栽培技術の指導を行っている。